＊商品について
今から50年以上も昔に、教育出版から出されていた幻の小冊子『空間図形とベクトル』(梅沢敏夫 著)になります。恐らく、本書の序文を見る限り、数学教師などの数学教育関係者にのみ配布された、一般販売のされない非売品だったのではないかと思われます。また、本書は以下の通り、今回の機会を逃せばもう二度と本書を入手することはおろか、中身を拝むことすら出来ないかもしれず、今ネットで本書を入手しようと思えば、ここで購入される以外に方法は無いものと思われます。¥50,000までなら値下げ可。
・国立国会図書館未所蔵品
・日本全国の公共図書館の内、少なくとも1163館は未所蔵であることを確認済み
・日本国内の大学図書館と繋がっているCiNii Booksにも無し
・worldcatに参加している世界中の図書館・博物館・美術館も全て未所蔵
・ヤフオクでの過去10年間の同一商品の取引回数→5回
・Amazon未登録商品
・メルカリ・ヤフオク・Yahoo!フリマ・Yahooショッピング・楽天ラクマ・楽天市場に同一商品の出品無し(2025.9/20時点)
発行年月日：不明(序文に「昭和53年4月」との記載あり)
総頁数：61頁
状態：書き込み無し。全体的に、経年による擦れ・傷・汚れ・ヤケ・シミあり。
【目次】
*画像をご覧下さい。
【著者略歴】
・梅沢 敏夫(うめざわ としお)
日本の数学者、数学教育者。専攻は関数論・数学教育。慶應義塾大学、群馬大学、埼玉大学などの大学において講師、助教授、教授を歴任。函教論において当時未解決だったBieberbachの予想の精密化であるA. W. Goodmanの提唱した予想に対し、提唱者のあまりに大がかり過ぎで冗長な解法とは違い、簡単な函数を使用した、きわめて明快な別証を与えたばかりでなく、Goodmanが証明した函数族よりもはるかに広汎な函数族に対して予想が成り立つことを証明したなどし、昭和29年3月に東京文理科大学紀念賞を授与されている。その後も研究と教育に精魂を打ち込み、教育においても、当時の学生指導としてはユニークな方式を採用し、その指導を受けた学生の中には、学界に活躍している方も相当多数に及んでいるとのこと。数学の講義の傍ら数学教育学の研究にも打ち込むばかりか、講演や著作活動にも精力的に取り組み、数学教育界に名声を響かせた。